真の薬とは?

きのーおとついと2連休でした。やはり連休はいいな。
おとついお出かけちゅうに生理になりました。わたしはクルマや職場に常に生理用ナプキンは常備してあるから大丈夫。
で、日曜日はうちでゆっくりしようとおもっていたからいいんだけど、生理になると眠気がスゴくて。とにかく昼過ぎまで寝ていました。
ゴロゴロ…。スヤスヤ…zzzZZ

そしてふと思い出した、昔の悪夢を。
わたしは生理になった12歳~24歳まで、かなり酷い生理痛もちだったんです。
生理がくれば保健室のベッドで休み、ときには早退。朝から酷い生理痛があれば学校を休み、友達んちへ遊びに行っていれば友人宅のフローリングに横になりもがき、結局痛みをこらえながら自転車で帰宅する。

社会人になったときも痛みだすと立っていられずしゃがみこむ。そして早退。名古屋へクルマで買物へ行けば、とたんに生理になり立っていられず結局苦しみながら、また運転しながら帰宅した。もちろん生理痛で毎月仕事を休むこともあった。

ヘルニアになったときは更に大変な思いをした。ただでさえ腰が痛いのに、生理痛と重なると砕けそうに激痛が走る。腰には電気あんかをあてとにかくベッドに横たわり、もがき苦しみながら気を失い疲れはて冷汗をかき、無意識に眠り、起きるとやっと激痛から解放されていた。
わたしには生理痛を乗り越えるにはとにかく腰を熱くし、眠ること。眠りにつくまでは激痛との闘いだった。

バファリンナロンエースなど、市販の薬を飲んで生理痛の激痛を緩和できたことなどなかった。
今思えば病院にいくことは唯一しなかったのが不思議。生理になると生理痛がすぐ来るので病院にいくことより安静にするしかアタマが回らなかったのか?

23歳くらいだったか、実家には薬箱があり薬屋さんが定期的にきてくれて、使った分だけお金を払うっていうよくある薬箱があった。
ある日いつもの生理痛が襲い、わたしは何気に薬箱の中に頭痛や生理痛に効くという見慣れない薬を手に取り口にした。
どうせ薬は効かないとは思ったが、気をおさめたかったのか、やけくそだったのか。
それは初めて飲んだ薬なんだけど、痛みが和らぎ不思議とラクになった。嘘みたいだった。たまたま効いたのか?

それから翌月。また生理が来たので例の薬をすぐ飲んだ。
すると仕事を早退せずにこなせた。
やっぱり偶然じゃないんだって確信した。仕事中に痛みをさほど気にせずにいられるのがありえないほど不思議だった。
なんなんだこのクスリ・・・スゴイ。

これは富山のクスリでした。
富山といえば日本の薬の発祥の地。
何故か初めて効いたし、仕事も休まず早退せずにすんだ。
わたしはいつでもこの薬を携帯し生理に備えて過ごすようになったが、ある日生理が来ても、薬は持っていたが飲むのを忘れていたことがあった。
しかし、あれ・・・⁈
生理痛がないのに気がついた。
あれ薬飲んでないのに大丈夫だ~。あとから痛くなるのかな⁇

翌月も試しに薬を飲まずにいた。
生理痛はなかった。生理痛の薬をやく10ヶ月ほど服用したのちのことだった。

それからわたしが富山の薬を飲むことはなかったし、生理痛でもがき苦しんだことはありません。生理がくればダルさや眠気、確かにお腹の中の何かが剥がれる気分や多少の痛みはあったけど仕事に支障なくいられた。早退したり欠勤する必要はなくなった。
わたしはそうして生理痛を克服したのでした。

正直、生理痛の激痛を味わうたびに何故わたしだけ?とか、一生毎月苦しまなきゃならないの?とか、いろいろ悩みに悩んだ。
仕事だって正社員は無理だろう、アルバイトしか無理だろうとか本気で悩んだ。実際正社員を辞めてアルバイト時代を3年過ごしたんです。
女性でも生理痛がないヒトだっている、体質の問題なのか?なにか病気なのか・・・、何が原因なんだろうか…。いつも考えてたが解決することなんてなかった。

生理痛が治るなんて思ってもみなかったんです。きっと女性は諦めてる方は多勢いると思います。

わたしのおばはまた生理痛が酷く、わたしはおばの症状にそっくりだった。
そんなおばは4年ほど前、子宮筋腫で子宮を全摘した。
生理痛に苦しみ果てた答えはこれだった。しかしやっと生理痛の痛みから解放されたのであった。もう二度と生理がくることもないが、50歳を超えていて子供はとうに機を逃し、料理上手なダンナさんと暮らしています。

おばの手術を終えて思ったのは、わたしも富山の薬と出逢えなかったら子宮筋腫で子宮を全摘してたんじゃないかって。

生理痛が酷い女性に子宮筋腫は多いのです。だから確率は高かったにちがいありません。
じゃあ生理痛が酷い女性みんな、わたしの飲んだ薬で緩和されたかっていうと、それもないと思います。

わたしがみなさんに薬を服用するのに伝えたいこと、それは。
❶まずは自分に合う薬に出逢えること。ようは口コミでもいいし、探してもいいです。
❷薬の効果を得られ痛みが改善され、薬から手が離せるようになること。

この二つです。
薬とは一時的な改善策が多いんですが、本来こうあるべきだと思いませんか?
だってずっと飲み続けるのであれば一時的な効果であり、完治したとはいえません。
そして薬とは本来ドラッグと似た要素があります。薬がやめられなくなり、どんどん強い薬をカラダが欲してしまうことです。カラダの自然治癒力を活かせず、機能させず。

病気で薬を飲んでる方は多いと思います。
一度、薬の効果を考えてみてください。そして他に自分に合う薬があるんじゃないかってことも考えてみてほしいです。

心がシャキッとする「言葉」の置きぐすり―越中富山の薬売り秘伝

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