平均値以上の仕事ができるヒトとの出逢い

今日はハローワークへ行きました。就職が決定した再就職手当の申請と、住宅手当(自治体からの補助)の申請に、ハローワークの検印が必要だったからです。
*また詳しくは後日UPしますね

住宅手当の担当はいつも決まった男性だったんですが、今日はちがう男性だった。

住宅手当は前職の仕事でも関わることが多かったので、私も利用することができました。失業した方でも自分から申し出ないとなかなか制度はあっても利用されてないことがあります。
最近名古屋で一人暮らしをはじめた友人も失業中ですが、役所やハローワークでは案内されなかったそう。なので早速申請にいくようにざっくり伝えました。

今日の担当者の方とお話し、検印を頂き担当者の名前のサインを頂いたとき、はっと気づきました。
私:「あれ⁈○○さん…てことはあなたが○○さんでしたか!」

実は今日の担当者さんは前職の住宅手当の申請でいつも丁寧に検印される方だったので、先輩とこの方はいつもきちんとしてはるねーって話たことがありました。だからハローワークでこちらの名前はもしや?って気づけました。

通常はひと月に何回就職活動しても一回押せばいい検印を、この方は就職活動のやる気が伝わるからと、必ずその都度検印されていたそうです。

そして私がしてた仕事と、この男性がしてた仕事は、お互い職場は違えど同じ申請書類が回覧される為、書面上でのお付き合いをしてた訳なんです。
なので、こんな偶然があるんですねって感動しちゃったんです、お互いに。
男性はもう60歳前後だと思います。
下手したらいつもの担当者なら会うことも気づくこともなかったでしょう。
しかしなにより私が嬉しかったのは、相談者の方になんとかチカラになりたいという姿勢が、優しいオーラと少し世間話をした中からにじみでて感じられたことです。
私は派遣だったから一年しかいられなかった。だから男性に「これからも失業した方を支えてくださいね」とお願いしました。
現在45歳を超えてくると男性の失業率は深刻です。長期化する方も多々いらっしゃいます。
ぜひ利用できる制度は利用し、仕事をみつけて乗り越えてほしいなと思うこの頃であります。
 
前職で私は、余分な仕事を提案したりこなしたりすると、「そんなことしなくていいから」とか言われました。
サービス業や民間企業なら、それいいねって向上しあうことが当たり前だったけど、前職は、お客さんや相談者の方がいることで、己の仕事があるんだというのを感じずらい環境だったように強く感じました。やはり現場を知らずに書面上だけの仕事をしている環境なら、そうなってしまうのはまのがれないのでしょうか?
それってすごく杓子定規でキライです。

ハローワークで働く方は、厚生労働省の管轄なので国家公務員にあたりますが、平均値以上の仕事をしてる方はどんなささいな点でも、それに関わる者から見ると気持ちがいいですね。
いつも相手を想いやって仕事してると、きっと自然に備わってくるスキルかもしれません。

私自身も、いつも平均値以上の仕事ができるようなヒトでありたいです。