ツイスター


96' アメリカ映画
竜巻の多いアメリカ南部を舞台に、研究者達が立ち向かうドラマ

昨日は、幼馴染みであり同い年の友人の家に出掛けてた。彼女は旦那さまと3人の男の子をもつ本物の専業主婦だ。
昼はタイのカレーを手作りし、食後にゆっくりくつろいでいた。TVはどこも茨城県・栃木県の竜巻被害の報道、竜巻が被害を起こすことが極力ない日本にとっては、みな驚きを隠せない。

わたしは災害のニュースを目の前にすると、自分も同じ災害に遭遇したらどんな行動をしようとするのか、どんな気持ちになるのか、考えるようにしています。
場所やタイミング・時間が違っていただけのこと。他人事だととらえず、自分も遭遇したと考えてみるのです。

そうすると、普段の生活はどうしたらいいのか、何を準備しておくのか、そんなものが見えてきます。
・自分が生存していた場合と、死んでしまう場合もちゃんと考えて想像します。
・うちにいれば貴重品をもちだせますが、外出していたら?とかもです。
・わたしは一人暮らしだから、近くに住む家族とのことも考えます。

そうすると自分にとっての、シンプルに必要なものはおのずと見えてきます。東日本大震災に北関東の竜巻、災害が目立っている今日、いろいろ考えさせられ、できる準備ははじめないといけないと思いました。

死んでしまった場合、自分の所有する資産(わたしは貯金くらい)の使途を残しておく必要はあります。
わたしは32歳ですが、病死の線は極めて確率が低く、事故死(そそっかしいから)でいっちゃうんじゃないかと推測したりしてます。
なので、どちらにしてもそろそろ遺言も考えています。わたしは安価な秘密証書遺言を考えています。
*遺言には自筆証書遺言(無料)・公正証書遺言・秘密証書遺言があります

生きていた場合ですが、やはり、なにより現金を持っておくのが一番強いと考えています。
*郵便局など、定期預金が全国どこでも下ろせる口座に預貯金しています。
*ある本で普通預金ほど優れた口座はないとありましたが、確かに。印鑑がなくてもカードで現金を引き出せる。いざとなったら普通預金にも100万円が理想なのかもしれません。

保険や金融商品も価値はありますが、スピードと自由に使える、生活費のことを考えれば絶対現金です。
災害で働けなくなる(会社が機能しない、怪我や病気で働けないなど)明日の生活がまず第一優先になります。
今回竜巻での住宅損害は、住民の方の思いにしてみれば、生活する場所がコツ然と消えてしまった状況です。自治体の誘導で仮の住まいは一定期間あたえられると思いますが、いずれはまた新たに賃貸なり住居をもたねばなりません。

気になる住宅損害保険は
○火災保険(火災・落雷・破裂・爆発・風・ひょう・雪災)
○住宅総合保険(火災保険の補償と盗難・水漏れ・一定の水災・建物外部からの物体の落下・衝突)
地震保険(地震・噴火・津波)

日本で一番多く加入されている住宅損害保険は上記の3つです。
竜巻が該当すると考えられるのは、火災保険と住宅総合保険の"風"にあたる部分ですが、今後の保険対象が気になるところではあります。

あとはものを普段から多くもたないこと。カバンひとつでなんとかなるくらいが身軽です。
わたしであればいざとなれば財布・印鑑・通帳・免許証に化粧品・シャンプー・石鹸・タオルでしょうか。
金庫もないので買わなければなりません。貴重品がいざ不在の時に、災害にあっても残りやすいです。

メンタル部分では、弱音を吐きやすく、あきらめもはやい。なにも手に付かなくなるんだと思います。だから災害に遭ったわたしはぬけがらのような人間になりかねません。
とても前向きに生きれる自信はありません。こんな性格が一番問題なんじゃないかとつくづく思います。
できるとしたら気持ちを切り替え、住む場所を変え、何も考えずに働くこと、日常を迎えることが、自分には生きる術かなと思います。やはり現金がいります。働くことができるカラダであればですが、それもわかりませんね。


なにより災害が遭った人が頼るのは、まず自治体や国の対応です。そして温かいひとの思いやり。
全てにおいて優先されるのは生命の安全です。

竜巻に遭われた皆様に、平和な日常が訪れますように。
心からお祈り申し上げます。