Xファイル No.1 〜 まえがき

わたしが実験ショーの指導を受けたとき、教えのひとつに、
30分で終わらせること、そしてはじめに"つかみ"をとることがあります。
まずこれは、子供の集中力がもつ時間だそうです。だらだらながながとやってはいけません。
集中力が切れたときの子供達は、おちつきがなくなり、もういいよ~ってな雰囲気になります。視線が自分に向かなくなるのですぐわかります(苦笑)
しゃべりすぎたな、今日はつかみがなかったなってときは、決まって演じる側も感触が無いものでした。
"つかみ"、これははじめに興味を持ってもらう、惹きつけることです。これをはじめに掴む(つかむ)ことで、断然ショーはお互いが楽しめるものになります。

小学生の頃、一単位の授業時間は45分でした。これはちゃんとバランスを考えての時間配分でしょう。
先生が話す→生徒が聴きとる→考える・答える→ノートにまとめる・・・この45分間の授業バランスは、なにより子供達が集中しているから、のみこみやすいはずなんです。

で、わたしは何を伝えたいかといいますと、
"原発についての認識をきちんと理解したい"
ここが今回大事なトコなんです。
じゃあ~こちらのサイトがとてもわかりやすいから参考にご覧くださーい…て方法もひとつです。
ですがそれだと大半は気になる部分だけ見て、ざっくり的に理解し、はたまた簡単に忘れたり?ブログであれば、一度きりで終わればどんどん新しく更新された記事に目が行くので、関心を維持するのは難しく思えます。
ようは関心がとぎれちゃう気がします。それはわたしがまさにそう(苦笑)

そこで、わたしはときおりブレイクにカフェなどの普段のブログの記事も織り込みながら、私なりにUPして丁寧にみてゆきたいと思います。

まずはじめに、今回ご紹介にいたっては「よくわかる原子力」のサイトから情報を頂きます。

その製作者の皆さんの想いを、ここにご紹介します。
以下引用致します。

 原子力には、多くの人達がその安全性について漠然とした不安を抱いています。知らないことが不安の原因だとして、政府は莫大な予算を組み、原子力教育を推進しています。 学校では「総合的な学習の時間」の中に「エネルギー・環境教育」を取り込み原子力発電について教える学校も増えてきました(最新トピックス参照)。その時間に向けて多くの教材が、無料で広く配布されています。これらの教材で共通していることは、不安を解消することに主眼がおかれているために、原子力の持つ根本的な問題点についての充分な記述がなされていないということです。
 さらに「総合的な学習の時間」では、自分で調べる学習が望まれていますが、調査対象として紹介されているのは、東京電力のPR館、原子力発電所、電力会社のホームページが圧倒的多数を占めています。これまでの、そしてこれからの原子力政策の負債を引き継がねばならない次代を担う人たちには、原子力について正確な知識を持つことが望まれます。その上で、これからどのようなエネルギー政策を選択してゆくのか考えて欲しいと思います。そのためには原子力のマイナス面をも含めた公正な情報が提供されなければななりません。

 このホームページでは、調べた教材について共通してみられる問題点を取り上げ、書き直した方がよいところ、足りないところなどを、ビデオ、本、ホームページなどの資料を紹介しながら、みなさんと一緒に考えてゆきたいと思います。   

発起人
稲月隆 高等学校教員
岩田深雪 元大学研究所技官
崎山比早子 元放射線医学総合研究所主任研究官 高木学校
清水郁子 元中学校教員
高野庸 元群馬大学教育学部教授
根岸富男 高等学校教員
羽角章 高等学校教員
吉井友二 高等学校教員
松原典子 アーティスト
 
TEAM高木
(高木学校) 原子力教育を考える会 & 反原発出前のお店

http://www.nuketext.org/indexkids.htmlより
2012-3.20の記事にも記しましたが、原子力発電関連の機関はサイトの取り締まりが厳しいです。
教育の場で先生が利用できる場合もあります。「よくわかる原子力」の中でも利用されてるものがあります。*わたしは利用は避けます。
しかしキッズページには、原子力発電関連の機関からの利用が極めて少ないという判断で、おもにはそちらを利用していき、補足の部分で高校生レベルのとこからも情報を頂きます。

しかし、、高校生レベルといってもね、原子の話やらはそうそうわたしにはチンプンカンプン…。難しくて手がでません(苦笑)
なのでキッズページはなんとか大丈夫(笑)、それでも難しいとこありますが、。
とっても親切、大人もど~ぞって(笑)書いてある。

理解の速い方はどんどんサイトにアクセスしてみて頂き、ちょっとスローなのが好みであればわたしの記事にお付き合いください(笑)

*今回利用にあたり、製作者の方へメールにてご一報させて頂きました。ご丁寧にメールにて返答頂き、ありがとうございます。