ラブアクチュアリー


X'masの映画っていったら、もう"ラブアクチュアリー"ですわ。
そしてこれでもかってくらいの豪華なキャスト、それぞれの恋愛をうまく同時に重ね合わせて綴っております。
映画だからみんなハッピーなんちゃうん?て思ってらっしゃる独りもんのあなた(笑)。この映画、失恋だってちゃんと描いているから、親しみもてる。やでちゃんと観てみよう!
この映画の凄いなってとこはバランスがとてもいいなって感じるとこ。ハッピーなカップルがいれば失恋する人もいる。お互い好きなのに、現実はうまくいかない人もいる。友情だって立派な愛情をもてるんだって人もいる。永年の夫婦にありがちな旦那の若い女の存在だって描いてる。大統領と恋愛だってありだ。その大統領がヒューグラントだってとこがへなちょこですでに笑えるし。
恐らく"私はこの人と同じ恋愛するタイプ"っていうのが誰しもあてはまるんじゃないでしょーか。

この映画を観たあとは、あなたも恋がしたくなる。
ふられたっていいんじゃない,大切なのは相手に気持ちを伝えることなんだってこと。ですね。

サウンドトラックも勿論豪華なラインナップ。私もサウンドトラックアルバムは購入してます。
しかーし、残念だったのは、映画の中でヒューグラントがへなちょこダンスで独り踊りまくるシーン、大好きなシーンでほんと笑えるんだけど、この時かかるバッグミュージックが、サントラでは別人版で振り返られてた、、。やっぱ、映画版のがいいよ~。なんてったってノリがあう。
そしたら映像にはヒットしました!嬉しい。
では皆さんも一緒に躍りましょ、じゃなく聴きましょ♬

監督はリチャードカーティス,彼はもともと脚本家でこの映画は初の監督&脚本作品。フォーウェディング、Mr.ビーンノッティングヒルの恋人、ブリジットジョーンズの日記の脚本手掛けてます。どーりで。いいセンス。
リチャードカーティスがサントラにコメントを記載してます。こーゆーのって他のサントラにはないですね。それくらい、カーティスには音楽なしではこの映画はありえないのです。

以下リチャードカーティスのコメント☟

音楽なしでは、映画"ラブアクチュアリー"は成功しなかったでしょう。僕も音楽のない映画をみてきたのでそれは充分想像できるんです。このサウンドトラックがこの映画の命であり魂です。
ヒューグラントに踊ってもらうシーンのために7曲聴いてもらいましたが、彼はジャンプ(☝の映像の曲)を選びました。今では他の曲を使用することは想像できませんね。
アルバムを楽しんでもらえると嬉しいです。どの曲も、僕を最高に喜ばしてくれるものです。映画そのものが口を利くことができるなら、曲に向かって絶対こう言うと思います。「君のいない僕がどうなるか、神様しかわからない」って。
ーーリチャードカーティス

どうやら私、リチャードカーティスと同じ感性です。全て代弁してくれてる。映画と音楽は切り離せない。

最後に私がこの映画をみて衝撃的な一曲、この曲が欲しくてサントラを購入した。
カナダ出身ベテラン女性シンガーソングライター、ジョニミッチェルの名曲"青春の光と影"
映画の中でエマトンプソンが言う
「ジョニミッチェルの音楽で、不感症の英国女は感情に目覚めたのよ」

ーー世界がどれほど暗くなろうとも、人生のほとんどの出来事は愛に関係している
リチャードカーティス