マイバックページ&脚本:向井康介さんとのライブトーク


☝上の松山ケンイチさんのインタビュー、しどろもどろでほんまにおもしろい(笑) どんどん東北弁に訛ってく。私が映画を観た感想はケンイチさんが冒頭で代弁してくれてる、まさにそう。

アーラ映画際、2日目の参加。おもいっきり遅刻と駐車場が空いてなく、ぐるぐるした(泣)おバカ、。上映後、この映画を脚本された向井康介さんのトークショーがありました。が、映画を鑑賞したよりも観客少ないじゃない…、勿体無い。
ステージに出てくるなり、「若いわー」って叫ぶおばちゃん(笑)さすがです。私も思ったけど言えない(笑)。

そのあとはシネマカフェと題して向井さんと観客がカフェしながらお話できる機会が!ほんとなんていい企画なんでしょ(嬉) 向井さんはカジュアルにジーンズにグレーのニット。パトリックのスニーカー。なんだか少年のようで可愛い。34歳。

以下はシネマカフェのざっくりな模様☟

私:向井さんは出身はどちらですか?
向:徳島県です、大学は大阪芸大で、大阪には8年いました。仕事がないんで東京に行きました。

私:大阪では8年、どうされてたんですか?
向:自主製作の映画を造ってました。でもバイトがほとんどでしたね~。ピンク映画の劇場とかでバイトしてました(笑)

私:自主製作の映画は上映できるんですか?
向:レイトショーの後とか、レイトショーとか、空いてる時に上映してもらいます。なのでそれまでにチラシを配ったりして自分達で宣伝するんですよ。

私:この映画の時代背景に生まれてる方が今日は多いんですが、私も含めて若い世代が観るには、ちょっと難しいです。どんな風に観たらいいですか?
向:もう、フラットな感じでいいと思います。
( ̄O ̄):そんな難しく考えなくていいのよ〜。
私:(はは…)

女性1:山下監督と向井さんの作品が好きで、伊勢から来ました。LOVEシーンのセリフでこれは普通でないなっていうセリフがありますが、どこから思いつくんですか?
向:なんたらかんたーら…失礼しました、私が内容忘れてしまいました(汗)

女性2:私は丁度この学生運動の時代で、みじかな出来事だった。だから観るのはやめようと思いましたが、実際観たら抑えた内容だったので観ることができたし、主役の妻夫木君が演じていたから安心して最後まで観ることができました。
向:そういっていただけると嬉しいです。

などなど、やはり女性は興味シンシン。ほーんと近くで話せて、いろいろ興味深いお話ができて楽しかったな。もともと映像を造ってたから脚本家って言われると恥かしいんだそう。
映画はいわば暗いブラックな内容やけど、向井さんはいたって平和な自然体な方。
自分の知らない時代も知ること、そんな仕事もしてみたかったそうです。
向井さんは大学時代から山下敦弘監督と一緒で、自主製作から造ってきた仲。それで力を付けて今がある。それってほんとひと握りの厳しい世界だと思う。けど、向井さんは自然体でさくさくした人柄だし。近所にいそーないいお兄ちゃん、て感じ(笑) いやーそこが素敵でした。

でも向井さん、山下監督とはずっと一緒だから、監督のすね毛も見るのもいやだって。(笑)

「いい役者さんだったね、あの役者よかったね。」って俳優の方が褒められることがなにより嬉しいんです。 こんな向井さんの言葉が印象的でした。ぜひまた素敵な作品を手掛けてくださいね。


噂の山下監督でした♪