田舎で暮らす悩みを考える

最近接客したお客様は山に住んでる方でした。
うちのおばあちゃんは徳山ダムの近くだし、その方の山も知っていたので田舎暮らしの話に花が咲きました。
こちらのお母さんにはお嬢さんがいらして中学生だといいます。しかし地元の中学校は3人しか生徒がいません。こちらのお母さんは送り迎えをしながら生徒数の多い中学校へお子さんを通わせているそうです。
生徒数が少ないとどんなメリットデメリットがあるのか、まずはあげてみましょう。

■メリット
○マンツーマンの指導になり家庭教師なみの教育になる
○自然環境は抜群

■デメリット
×部活動が卓球部しかなく、子供のやりたいことが伸ばしてあげられない
×友達が作れない
×ヒトからうける影響がないから視野が狭くなる

などがあげられます。
はたからみてこれだけなら、内情はもっとあるに違いありません。

そしてお母さんと高校の話になりました。
私:わたしの高校時代、山に住む子は高校が近くにない為、高校の近くに平屋の3万円の借家を借りて一人暮らしをしてました。
うちのおばあちゃんちの孫は、お母さんと子供達が街に部屋を借りて、おばあちゃんとお父さんが山に残り、二重生活をしています。
山の暮らしは素晴らしいですが、高校くらいになるとなかなか現実が厳しいですね。

お客様:そうなんですよね。それで我が家も高校に入る前に引越しをしようと考えているんです。家の購入を考えていて、だからまずは保険を削ろうと見直しにきました。まだこの年齢なら住宅ローンを組めますし…。

私:中古の住まいなら固定資産税や火災保険なども安くなりますし、安く購入できそうですね。

お客様:中古物件もよさそうですね。

私:わたしの友人は布団がどの部屋からも干せるようにと、ベランダがまっすぐ南側に伸びている中古住宅を気に入って購入しましたよ。お金持ちの方が住んでいたので二階も3部屋に納戸がある大きな間取りです。

お客様:いいですね(笑)

私:しかし、田舎の過疎化は深刻ですね。
定年後はみんな田舎に住むようにすればいいのにな(笑)

お客様:ほんとに過疎化は深刻です…(苦笑)

田舎は仕事もなく所得も限られてきます。
そんな中で子供達が高校にあがると二重生活を強いられる家庭はほとんどです。

わたしはまず、こういった田舎の家庭には補助金を給付するのはどうかな?と思うんです。
負担をするのは実家の自治体ではなく国です。
現在、政治は国から地方自治体へ移行していく段階にありますし、その為近年住民税が引き上げになりました。
国からの補助金である地方交付税も減ったワケです。
官僚や政治家、国会運営にまつわる贅沢を節減すれば、現実に厳しい生活をしてる家庭を少しでも負担を減らしてあげることは安易であると考えます。

さて実は前々から、わたしは田舎の存続になにかアイデアがないかとちょこちょこ考えることがありました。
過去の記事参照☞日本はこれからどうやってお金を稼ぐ? - 素晴らしき日 〜 One fine day

みなさんもぜひこうしたらどうかな?って案があればコメントください。というか今回いい機会なので、田舎で暮らす方々の生活を向上させるコメントを募集致します☆彡ぜひコメントを!