ミドルアッパーの衰退

先日あるweb記事でミドルアッパーの滑落などと記事があった。
ミドルアッパーとは、世帯年収が800万〜1200万円クラスである。
んー、なんとも羨ましいや(笑)わたしの4倍以上じゃないですか。

2008年から2010年頃にかけて都市部で8000万円クラスのマンションを購入したミドルアッパーが、現在所得が下落しローンの支払いが困難になり、ファイナンシャルプランナーにかけこみ相談が増加しているという。

その原因はただの所得下落だけではないようだ。
×ボーナスカット
×生活レベルを落とせない
(高級レストランやらの外食など)
×BMWやら外車を手放せない
×子供の学費が高い
×ブランドものでないと身にまとわない
×みえをはっている生活を継続ちゅう
×所得のわりに貯金が100万以下

があげられるでしょう。

確かに一度ぜいたくやいいものを知ると、なかなかヒトはそこからさげたくない。ある意味防御反応的な作用がでてしまいます。
わたしなんかは年収が50万ほど減っています。しかし一人暮らしだからなるようになる。
でも家族がいるとやはり生活レベルを下げるのはなかなかしたくないことだとは思います。

しかしそれでは結末はどうなるか?
マンションのローンが払えないとなると、マンションはほぼ抵当権に設定されているだろうからマイマンションを手放さないとなりません。そしてそれでもローンが完済できないので賃貸で暮らしながらマンションのローンも払い続けないとなりません。とても過酷な支払いです。
しかしそこまでいかないと優雅な生活の殻から脱出するのはなかなか気づかないのかもしれません。
小室哲哉氏もしかり、ですよね。

これからの日本は製造業の衰退がどんどん進み空洞化。仕事も減れば給料も減るのは現実です。
ミドルアッパーに限らず、日本で働く以上は仕事と給料が減るリスクが常に高いと、まずは肝に命じたいところデス。