Xファイル はじまり 〜 不都合な真実

まずはじめに、わたしは原子力発電に関してはハナからやめるべきだと思っていました。もちろんこれは3.11が起こる以前からです。小学生の頃に読書感想文の題材にした、"チェルノブイリ原発事故"の記憶があったからです。
岡江久美子さんが起用された、原発の"死の灰"(映画:東京原発から、シンプルでわかりよい表現と思い今後使用します)を地層に埋めるNUMO(原子力発電環境整備機構)のCMが流れるのを見る度に違和感を感じたし(現在は流れていないでしょ?TVないからわかんないけど…)、それが岐阜県瑞浪市にあるのもすごく違和感があります。(サイエンスワールドに仕事で訪ねたとき、すぐ隣にこの施設がありました) 
なにより日本て被爆国ではありませんか。それゆえ一番核燃料の痛みをわかってるはずなのに。
わたし自身科学館にいるとき、国が原発にチカラを入れてる、二酸化炭素が排出しないから~みたいなことだけで推進してるのも、おかしいと思い続けてた。だってまずは人間の命にかかわることが最優先事項ではないでしょうか?
管理だけでこんな危険なものから、国民の生命をまっとうし守れるの?って、疑問はあった。
あの頃は丁度、アメリカのゴア元副大統領の映画:"不都合な真実"なんかが話題になってて、世界の注目が二酸化炭素排出に置かれてきだした頃でした。これも環境課題であるのはいうまでもありません。
*アルゴア元副大統領は93'〜01' クリントン政権で副大統領を務める。現在はライフワークであった環境活動家。ノーベル平和賞受賞。

06' アメリカ映画
アカデミー賞:長編ドキュメンタリー映画賞受賞
アカデミー賞:歌曲賞受賞 メリッサエスレッジ "I need to wake up"

*ちなみにわたし当時モレラ岐阜で映画みたんだけどね、、ながながと説明ばかりで、寝てもうた(苦笑)、カタジケナイ…。

目線はまさに、原発ではなく二酸化炭素排出。それを逆手に電力事業は原発をあたかも救いのエネルギーのように持ち上げてきたんじゃないの?と今ではそう感じずにはいられません。
ただ、エネルギー需要に原発がないと…って多くのヒトが〈危険=でも仕方ない〉の認識であったというのも事実です。わたしもそうでした。が、ほんとにそうなんでしょうか?

もうすでに大震災による原発事故が起きてしまった。だから脱原発の声をだしてる方たちは、当然早急に国に対して声明をだしてきたワケです。ということは、もともと原発に対しての理解をしていたからできたことです。

わたしなんかは、はずかしながら危険だって思ってるだけ、でも電気も使う身である立場、何も出来ない気の小さい人間です。
しかし3.11が起きた事実と、今後の東海地震の該当地域であることから、今ここできちんと原発を正しく認識したい。そんな気持ちから、このブログを使い丁寧に発信していきたいと思います。
今までどーり、音楽や映画のテーマである記事も継続します。

ただ電気事業連合会ならびにニューシア、ニューモ、などなどのHPは著作権があり、またリンクには了解を得ないと利用できない、またそれが何か臭うところであるんですが、少々きわどい点があるため利用はしないことにしました。そのためわかりにくい点があると思います。
そのかわりに、学校の先生達がたちあげたとても素晴らしいサイトを利用していきます。こちらは"どうぞご自由に"ということなので、ありがたいです。
子ども達に教える立場である先生が、現場で受ける疑問や不都合な真実を感じる生の声を、セキララに賢く綴った内容になっています。
このサイトはおいおい正式にご紹介させていただきます。

今後このテーマの記事のタイトルにXファイルとナンバーを付けます(笑)

ではごきげんよう

今日はおかあちゃんサッチャー見に行く♫焼きたてレーズン食パンももらえる。
しかし早寝早起きしすぎたわ…(苦笑)